取替困難なダンパーの取替をご紹介

今回は取替困難なダンパーの取替をご紹介します。
本来ならダクトとダクトの間にフランジが有りますが
この写真のように継ぎ目が床や壁に埋まっている例は珍しくありません。

 

一般的に取替え困難な現場では内部に入って直接潤滑油などで
整備する方法があります。
メリットとしては低予算に抑えられることです。

がしかし、不作動になるほどの環境なのでしばらくすると
また固着や腐食が進み不作動を引き起こします。

 

そこでオススメなのは新たにフランジを設けてダンパーを更新する
方法です。

まずは大胆にザクザク切り込みます。

 

続いて既設のダンパーを抜き取ります。

御覧ください。5年ほど前に整備した箇所なのですが、
やはり腐食とホコリなどで固まってます。
まあ、繰り返し給油整備でコストを抑える物件もありますけども、
取替がベストです。

 

取り外したところに新たにフランジを縫い付けます。
我々は相フランジ(相手の同サイズフランジの略らしい)って呼んでます。

あとはサイズに合うダンパーを作成して取り付けるだけです。

 

できれば新しく取り付けるダンパーは防錆加工の物がいいです。
値段はちょっとお高くなりますが、「こうかはばつぐんだ!」

取替困難なダンパーの調査、見積承ります。