ギロチンシャッター修理工事
今回は地下駐車場のパネル式シャッターの修理工事です。
感知器が働くと自重でシャッターが落ちる仕掛けになっています。
俗に言うギロチンシャッターです。
不作動とシャッターが落ちると上がらない=復帰できない状態でした。
作動する機器は天井内にあるので
天井に上り込み作業が出来るように、まずは点検口を作ります。
開口しました。
後の点検作業にも役立ちます。
天井内にはパネルを吊っているワイヤーと滑車がありました。
経年劣化が原因でスムーズに動きません。
パーツを交換しました。
既存の運用は火災が発生して感知器が働かないと
作動しない仕掛けでした。
そこで有事の際に手動でも起動できるように起動装置を設置することにしました。
手動起動装置で起動と巻取りが出来るようになりました。
今までは手で持ち上げてシャッターを復帰していたのを考えると(けっこう重たい)
修理と同時にメンテナンス性も良くなり、一石二鳥といえます。
フェイスを取付けて修理を完了しました。
最後に作動試験。
スムーズな動作に加え、降下スピードも緩やかに調整しました。