シャッターレール修繕しました

今回はシャッターのガイドレール部分の修繕工事をご紹介します。

工場やビルの駐車場には荷捌き場がありますが、
当てたりこすったりの事故がちょいちょいあります。

衝突が原因でシャッターが「閉まらないよ」「垂れ壁が作動しないよ」
そんな相談もちょいちょいいただいております。

ことシャッターに於いては防火の他に防犯も大事な役割なので、
スピード感をもった対応が必要です!

衝突、接触の痕跡のあるレール部分ですが、多くの場合ねじれも発生しています。
ちょっとした変形の場合、バールのようなもので捏ねてでもいいのですが、
今回のケースのようにコンクリートに埋まった状態だと
なかなか思うようにレールが広がらないことがあります。
思い切ってコンクリート壁を斫っていきます。

コンクリートにアンカーを打ち付け、溶接していきます。
狭くなったレール部分を広げて固定、歪みを矯正する感じです。

最後はモルタルで補修します。
キレイに納まりましたね!

乾くと色味もだいぶ自然になります。

 

もう一つのパターンもご紹介します!

破損部をそっくり取り替える方法です。

切断して並べてみました。
左が作製してきたもの。

スパークしてます。
何の作業か分かりにくいのですが、レール部分と床を溶接で固定してます。

塗装はなかなか既設の物とは合わず。
取ってつけた感は否めません。

最後に動作テスト。
バッチグーですね!

シャッターの修理、検査業務の見積り承っております。