不作動ダンパー開閉器の取り替えを行いました
今回は大阪市内にあるプールの不作動サンパー開閉器の取り替えを行いました。
今回は特殊な環境の不作動ダンパー開閉器の取り替えです。
具体的に申しますとプールの荷物庫の天井内なのですが、どういうわけか湿気が尋常ではないのです。
不作動の原因がこれ。端子台を見るとサビているのが分かります。
施設の休館日が調査の日でしたが、おそらく空調が回ると天井内とダクト内の湿度や温度の差異で水滴だらけになっているのかな、と推測しました。
これでは起動したりしなかったり短絡したりするかもしれません。
また、端子台でこのサビなら機器の基盤にも悪影響が予想されます。
この手の修理で一番の良策といえば、環境を変えてあげることです。
>> その他のダンパー移設工事の例はこちら
通路側なら移設が可能で費用は掛かりますが、相応の改善が見込めます。
この日はダンパーの移設を提案しましたが…
(見積が高すぎて)諸事情により開閉器の取り替えのみになりました
2、3年毎に取り替えることでコストを抑える方向です。
方向性が決まったところで、開閉器を取り外していきます。
意外とキレイでした。それと、写真には撮りませんでしたが内部の腐食もさほどという感じ。
念の為、潤滑油を噴霧しておきました。
既設の機器と新規の機器の比較写真
撮影のため、天井裏から下りてきたんですが、汗だくです。
工事は梅雨時ですが、外のほうが涼しかったくらいです。
取替の完了。
消防設備点検の際に腐食状況を毎回チェックしてもらい、サビが出たり
動きが悪くなったらまた取り替えることになりました。