水圧開放シャッター工事
今回は高槻市にある倉庫のシャッター修理工事です。
不作動の原因とみられる老朽化が進んだ防火シャッターの開閉装置を取替えます。
調査の時分かったのですが、シャッターの検査ボックスに見慣れない配管を発見しました。
火災時の際、消防隊が進入するための水圧開閉装置が付与されたシャッターということがわかりました。
配管を追っていくと外部に送水口を発見。
開閉機取替えの後、実際にここから水を送り、動作試験をしてみたいと思います。
シャッターの機器取替と配管工事を行います。
シャッター検査ボックス内部の整備と清掃中(なんと鳥の巣がありました)。
無事、機器の取替えが終了し、火災時を想定した連動試験は良好。
通常の作動試験が終り、次はポンプ車の登場です。
送水して水圧開放装置の動作試験を実施します。
ポンプ車を用いた試験に緊張しましたが、無事動作を確認しました。
比較的珍しい工事を終えて、大きな倉庫なので防災という感覚にも余念がないな、と感じました。
消防設備全般に言えることですが、万が一の備えは大事ですね。